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東日本大震災とグリーフケア

東日本大地震から10年が経過しました。10年と言うのは、人間が勝手に決めた時間の区切りです。地球はそんな人間の営みを嘲笑うかの様に、先月も大きな余震がありました。お亡くなりになった方もいらっしゃいました。天には情けがないもの。天変地異はいつ起こるか分かりません。そんな時間の流れの中で、この10年、人々は命の営みを続けてきました。10年の間にいろいろな原因でお亡くなりになった方々も多数いらっしゃいます。新たに生をうけた子ども達がいます。グリ研は2006年からわかちあいの会を続けてきました。わかちあいの会には、震災の後、多くの方がいらっしゃいました。大切な人を必死に探し回った方、水の中を漕いで愛する家族を探しに行った方など様々なお話しを伺いました。震災後にわかちあいの会に来て下さった方々は、今、どの様に暮らしていらっしゃるのか?わかちあいの会に参加された為に却って傷ついたと言う方がテレビに語っておられた事もありました。本当に申し訳ない気持ちです。他にもわかちあいの会に1回きりしかこられていない方々が多数いらっしゃって、同じ様に嫌な思いをされたり、傷ついたと言う思いを抱かれているのでないかといつも心配してきました。
一方、この10年、私は生きること死ぬことについて考え続けてきた様に思います。生きることは辛い事。様々な”苦”に向き合っていかなければなりません。そして、人は死に向かって生きているのです。命には必ず終わりがあります。何のために生きているのか。その答えは、自分の中にあります。突き放した様な言い方ですが、私が自分以外の人に、あなたの人生の意味はこれですよと言うことはできません。わかちあいの会は、その意味を探すことをお手伝いする場だと思っています。わかちあいの会で、安心してご自分のグリーフと向き合って頂けたら、ご自分の探している答えが見つかるのではないかと考えています。
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プロフィール

griefcaremiyagi

Author:griefcaremiyagi
2004年暮れから活動を始め、2006年から「わかちあいの会』を行なっている団体です。2013年にグリーフケアの実践と普及・啓発を事業の柱としてNPO法人化しました。立ち上げの時から関わって頂いているあしなが育英会の仙台レインボーハウスに事務局を置き、宮城、山形で活動しています。グリーフケアの担い手養成講座には、東北6県、関東からも参加されています。