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第3講『スピリチュアルケア・宗教学』が終了しました。

8月。本格的な夏です。太陽が容赦なく照りつけています。そんな中、8月4日(日)は、「グリーフケアの担い手養成講座」の第3講『スピリチュアルケア・宗教学』でした。講師は、東北大学文学部宗教学分野の谷山洋三先生です。日本人の宗教観や、我々が合理的な価値観のみで生きているのではなく、非合理の価値観の中でも生きていることを教えていただき、なるほどと改めて思いました。街中に祈りの場所がほとんど無い社会というのは、日本と中国くらいなものというお話は、日本人がいかに宗教音痴であることか、ということを如実に表しているということでした。
祈り。合理的な価値観の中では、祈るということは何も力のない、意味のない行為と受け止められがちではないでしょうか?私自身、祈るということの意味を考えたことすらなかったと反省しています。祈りなさい。そう言われても祈って何なるのと若い頃は思っていました。しかし、それは、祈ったって意味がない。意味のあることをしよう。意味のあることをすれば、身の回りの事象をコントロールできる・・・・・。最近になって、ようやく気づきました。我々がコントロールできることなんて僅かなものなんだということ。世の中は、人間がコントロールできることなんて限られている。最近になって、身近な人が次々と癌になったり、意識不明の重体に陥り、どう言葉をかけていいかと思うようなことが続いています。私にとってもとても大切な方々が、命をかけて必死に生きている。私にはどうすることもできない。私にできることは、祈ることしかない。そうです。人間が何でもコントロールできるという奢った心が、祈りという大切な行為を忘れさせていたのです。祈るしかありません。そんなことを気づかせてくれた谷山先生の講座でした。
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プロフィール

griefcaremiyagi

Author:griefcaremiyagi
2004年暮れから活動を始め、2006年から「わかちあいの会』を行なっている団体です。2013年にグリーフケアの実践と普及・啓発を事業の柱としてNPO法人化しました。立ち上げの時から関わって頂いているあしなが育英会の仙台レインボーハウスに事務局を置き、宮城、山形で活動しています。グリーフケアの担い手養成講座には、東北6県、関東からも参加されています。