私たちが大切にすべきもの〜グリーフケアの担い手として
- 2019/06/24
- 19:11
グリーフケアの担い手養成講座を繰り返し聴講しています。グリ研の理事長という立場で、同講座の責任者としての役得です。今年で5期目になる担い手養成講座ですが、毎回、新たな発見があります。それは、自分があまり成長していないから、あるいは、記憶力が低下してきて、前に聞いたことを忘れてしまうから。そういう事も無い訳ではありませんが、それより自分が変化しているからだと思います。自分自身が変化している。グリーフケアの意識で己の周囲で起こることを観て、色々なお話を伺うという毎日を過ごしていると、自分自身がある意味成長しているというか、グリーフに対する見方が変化していると感じます。以前の自分の学んだ事が間違いだったという訳ではありません。そもそも、周囲で起こることは皆違うことが起こります。そして、物事には色々な見方があり、同じようなことが起こっても違う見方ができることに気づきます。
養成講座で大切なテーマは、『自分を知る』ということ。自分自身が何を感じ、何を思い、何をしているのか?自分が何なのかを理解していないと、相手のグリーフに関わることは出来ません。そしてもう一つ大切なことは、『相手をコンロールしない。』我々は、相手をコントロールしないのです。グリーフケアの基本のキ。グリーフを抱えて辛い顔をされている方に、何とか楽になってもらいたいと思い、ついつい、こうしたら良いよ、と相手を誘導し、コンロールしてしまいます。それは一見親切な事のように見えるし、人道的にも見えるし、愛の行為にも見えます。しかし、こちらの思いと相手の思いは同じではありません。良かれを思っていることは、自分にとって満足を与える事であっても、相手にとってそうでは無いのです。その人の人生のストーリーを我々が代わって書いてあげることは出来ません。
『自分を知る』と『相手をコンロールしない』。この2つを7月の養成講座では徹底して学びます。
養成講座で大切なテーマは、『自分を知る』ということ。自分自身が何を感じ、何を思い、何をしているのか?自分が何なのかを理解していないと、相手のグリーフに関わることは出来ません。そしてもう一つ大切なことは、『相手をコンロールしない。』我々は、相手をコントロールしないのです。グリーフケアの基本のキ。グリーフを抱えて辛い顔をされている方に、何とか楽になってもらいたいと思い、ついつい、こうしたら良いよ、と相手を誘導し、コンロールしてしまいます。それは一見親切な事のように見えるし、人道的にも見えるし、愛の行為にも見えます。しかし、こちらの思いと相手の思いは同じではありません。良かれを思っていることは、自分にとって満足を与える事であっても、相手にとってそうでは無いのです。その人の人生のストーリーを我々が代わって書いてあげることは出来ません。
『自分を知る』と『相手をコンロールしない』。この2つを7月の養成講座では徹底して学びます。
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