山形のわかちあいの会に向かうバスの中で
- 2022/05/23
- 23:01
5月22日の日曜日、コロナ禍も収束に向かいつつあるとの判断で久々に山形市でわかちあいの会を行うことなった。個人的な理由で、最近、わかちあいの会から遠ざかっていたが、ようやく参加できるという期待感みたいなものを胸に、高速バスで向かった。バスに揺られながら、ふと、東日本大震災の後、グリ研のわかちあいの会をお手伝い頂いた方々のことを思い出した。仙台の他、南三陸町、石巻市、気仙沼市で行うことになったが、その際に震災や津波で大切な方、かけがえのない方を亡くされた方々を支援するために、東京や大阪などから繰り返し来て頂いた方々がいらした。本当に有り難かったと今更ながら感じ入った。朝早く、あるいは前日から仙台や気仙沼を目指し、列車やバスに揺られて来られた方々。グリ研からは交通費も出せなかった。その使命感には本当に頭が下がる。この場を借りてあらためて感謝の意を表したい。山形に向かいながら、山形でのわかちあいの会をこれからも続ける事が、我々を支援してくださった方々の恩に報いる事、恩送りだなと思っているうちに、バスの振動にいつの間にか寝てしまい、気がついたら、笹谷トンネルを過ぎ、インターチェンジを通り過ぎていた。
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