コロナ禍におけるグリ研の今
- 2020/07/29
- 13:03
もう7月も終わりに近づき、COVID-19のパンデミックは、終息する気配も無く広がる一方です。グリ研は、「わかちあいの会」、「グリーフケアの担い手養成講座」などの中心的な活動が影響を受け、3月から活動停止に追いこまれておりました。しかし、今月、関係各位からのご協力を頂き、7月11日 (土)に仙台でわかちあいの会を実施。続く7月23日・24日の連休に「グリーフーケアの担い手養成講座」を実施しました。さらに7月26日(日)...
わかちあいの会、再開しました。
- 2020/07/12
- 09:29
COVID-19のパンデミックで4ヶ月間休止しておりました、仙台わかちあいの会を、7月11日に再開いたしました。マスク、手指消毒、検温はもちろん、スペースも広く取り、1グループの人数も少なめにして、行いました。半分以上の方が初めての参加で、多くの方が待っておられたのだなと実感しました。今月は、石巻市、山形市でも行います。これからも継続できるかどうか、随時判断しながらということになるでしょうが、できるだけ継...
グリーフケアの視点から見た医療
- 2020/07/04
- 10:27

日本医師会の終末期医療のガイドラインにグリーフケアが取り上げられていることから書いた前回のブログ『緩和医療の中でのグリーフケア』の続きです。 グリーフケアはWHOが1990年に提唱した遺族ケアの部分がグリーフケアと捉えられると思いますが、医療の枠組みには一切組み込まれないまま現在に至っています。Kids Hurt Too HawaiiのCynthia Whiteさんは講演で「喪失に対する反応がグリーフ。喪失とは変化のこと。」と言って...
緩和医療の中でのグリーフケア
- 2020/07/01
- 18:14

緩和医療のモデルとして世界保健機関WHOが1990年頃に提唱したモデルで、WHOはグリーフケアを緩和医療の必要要件として挙げている。グリーフケアが死別ケアを全く同一だとは思えないが、家族のケアとして患者さんが亡くなった後も家族に関わる事で、家族が病気を発症する事を減らすことができるもと言われており、グリーフケアの重要性が多くの医療者に伝わることを期待している。今年の5月にまとめられた日本医師会の『終末期医療...